子どもたちの敗戦記 かい ば とう 「海馬島脱出」 B6判2,000円 +税
永井 豪/著
1945年8月、樺太の孤島、海の幸豊かなトドの島にソ連軍が侵攻。 徹底抗戦か集団自決か。混乱の末、全島民が着の身着のまま、命からがら宗谷海峡を脱出。当時子どもだった人々の証言は、今日の世界各地の騒乱の悲劇を彷彿させる。
新聞記者ならではの核心を突いた取材力に、 生の緊迫感が伝わる。